採用担当をしていると “求める人物像” や “どんな人と働きたいか” ということをよく問われるのですが、いろんな要素がある中で、私は最近、「経営者視点」に注目しています。

しかしながら「経営者視点」という言葉は、造語のようで「経営者視点とは」「経営者視点 意味」と検索をしてみても、これといった明確な答えが一つ存在せず、使う方によってニュアンスにズレがあるもののようです。

そのため、今回は、正しい意味や定義を書くというよりも、私が考える「経営者視点」について書いていきます。

経営者視点とは?

ネクタイを締める私が考えるニュアンスは、、、

経営者と同じ目線で、物事を捉え、判断すること___

です。

経営者は、会社を成功へと導くために、日々精神と体力をすり減らしながら意思決定し、全身全霊をかけて会社経営をしています。その気持ちを察し、同じ目線で必要な行動をしてくれるような仲間が増えたら、それは素晴らしいことですし、非常に強い会社ですよね。

ある意味、社長の願いが込もった理想を表す言葉なのかもしれません。
(私も人事担当者として、そんな人にたくさん集まってもらいたい!笑)

さて、もう少し具体的な言葉にしてみます。

  • 会社の業績に対して敏感である
  • 問題が起きた時、自分の事として捉えられる
  • ひとつひとつの判断が会社の業績に影響を与えるという緊張感を持っている
  • 商売が成り立つかを考えながら判断ができる
  • ミッション、ビジョン、バリューに沿った判断をする

すごく当たり前のことのようで、実はできていない人が多いものなのではないかと思っています。

私自身も、残念ながらチームのいちメンバーだった時代は、「経営者視点」を持つことはできていなかったと思います。

社員目線

従業員私は、楽天株式会社に新卒として入社し、キャリアをスタートさせました。

すでにプロ野球チームを持ち、インターネット世代ではない両親ですら知っている会社に成長し、世間からは大企業と評価される企業です。そんな大企業の中でも「みなさん、一人ひとりが経営者視点を持って行動しましょう」という声が、事業のトップからよく発せられていたと記憶しています。

最初にこの言葉を聞いたのは、入社2〜3年目くらいの時だったでしょうか。その当時の私は、「え?どうやって?」と思ってしまいました。社会人歴も浅い社員である私が、経営者と同じ目線で物事を捉えて行動なんかできるわけがないと思っていたからです。

それに社員からすれば、目の前のことでいっぱいいっぱいになっていることがほとんどですし、「こっちの苦労もわかってくれよ。経営者視点の前に、従業員視点に立ってほしい!」という気持ちが当時は強かったです。

なかなか、いち社員が「経営者視点を持ちましょう」と言われてもピンとこないところはあるのではないかと思います。

それだと「視座が低い」なんて言い方もしますが、規模が大きくなると、社員の目線が経営者と同じところまで高くなっている会社の方が珍しいです。だからこそ、こういうメッセージが発せられているのかと思います。

経営者は実際にどう考えているのか?

「経営者視点」について、ある社長経験者の方にお話を伺ってみました。

経営者視点というと難しく捉えられるが、まずは「能動的・主体的に行動できるかどうか」だと思う。自分のポジションにおける役割を正しく理解し、全うすることから始まる。

それができるようになったら、周りを見渡し、リーダーシップやサポートをするようになる。その先に、ビジネスとしてのあり方、売上や利益を意識した行動が取れるようになり、経営者視点を持った判断ができるようになる。

この言葉から経営者は、「経営者のように〜」というのはもちろんできれば素晴らしいが、それよりも「客観的に経営者目線でみたときに今の自分に期待することは何か」をイメージできるかどうかをみているように感じました。

役割を正しく理解し、その責務を全うする___

ということは、シンプルでわかりやすく、どのステージの方も同じで、広義なニュアンスとしては経営者視点を持っていると思います。

かける

もう少しレベルを上げると、やはりお金の話ではないでしょうか。

売ってなんぼ!稼いでなんぼ!!

経営を語る上では、切っても切れない話として、「今日のご飯を食べるために稼がなければいけない」というものがあります。

経営者が背負う一番のリスクは、「従業員の生活の担保(給料の支払い)」です。

売らなければ、稼がなければ、何も担保できませんし、それによって人がいなくなってしまっては商売もできません。「経営者視点」に立つ上で、絶対に欠かせないのは、この「売ってなんぼ!稼いでなんぼ!!」の精神だと思います。

もし、事業の成長がうまくいかず、トップライン(売上)が伸びなければ?

一時的に節約して、支出を減らすしかありません。これを経営者の判断ミスだから、自分は知らないと言ってしまうのか。それとも自分たちにできることは何かを考えて、行動するのかでも変わってきます。

やはり少なくとも自分の職務の範囲においては、「使うお金」「稼ぐお金」について考えられることはビジネスパーソンとして、必要不可欠だと思っています。

結論

どんな仲間と働きたいかと問われれば、「経営者視点」を持っている人、持てそうな人です。下記全部を満たしていると素晴らしいなと感じますが、、、

  • 会社の業績に対して敏感である人
  • 問題が起きた時、自分の事として捉えられる人
  • ひとつひとつの判断が会社の業績に影響を与えるという緊張感を持っている人
  • 商売が成り立つかを考えながら判断ができる人
  • ミッション、ビジョン、バリューに沿った判断をする人

やはり、「収支に対する目線」が何よりも大事なのかなと思います。日本にいると会社に入って給料がもらえることが当たり前と考えてしまいがちですが、商売をしている以上、忘れてはいけない原点ですし、どのポジションであれ考えていてほしいことです!

結論として、私は、全社員が「経営者視点」を持つことは必要だと思います。しかし、それは全員が経営者になるということではなく、自分のポジションにおいての責務を果たし、経営者が求める行動をからです。

今日も「経営者視点」を持っている人、持てそうな人を探して、スカウトに、面接に、イベント参加に積極的に活動中です!笑

弊社に興味をお持ちいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください!

One thought on “社員に「経営者視点」は必要?

  1. ピンバック: 従業員が成果給を送り合うピアボーナスについて聞いて来た! – Housmart人事部

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